■12/16~18カミング・アウト・ストーリー(ドキュメンタリー上映)

更新日:20211216

[企画ページ]https://dash-npo.blogspot.com/2021/10/c.html

Facebookhttps://fb.me/e/1a6gxxaN9

 

☆受付状況(1216日更新)

 

☆当日参加、参加時間変更などのご連絡について(129日掲載)

当日参加も受け付けています。予定が立てにくい方の参加や、お知り合いのお誘いなど歓迎しています。参加時間の変更のご連絡も不要です。

当日に受付の担当へ一言お伝えください。可能でしたら事前に、フォームやメールなどで一言頂ければ幸いです。

また、急なご予定により参加取消される場合も、ご連絡は不要です。

 

☆どなたでもお気軽にご参加ください。(128日掲載)

上映中に声を出したり、歩いたりしても大丈夫です。途中での入退場も自由。普段、上映会に遠慮してしまう小さいお子さん連れ、障がいのある方など、どなたでもお気軽にご参加ください。その他のご相談やご要望は、下記の連絡先までお問い合わせください。

 

――――――

【日時】2021年(令和3年)

1216日(木)

・午後7時~8 ◎受付中

1217日(金)

・午前10時~11時 △受付中

・午後2時~3時 ◎受付中

・午後7時~8時 ○受付中

1218日(土)

・午前10時~11時 ○受付中

・午後2時~3時 ○受付中

――――――

【場所】和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)4階視聴覚教室

――――――

【定員】15人(各回)

――――――

【費用】無料

――――――

【申込】

特定非営利活動法人ダッシュまでお問い合わせください。下記のフォームまたは電話、メールなどで受け付けています。仮名、ニックネームでも大丈夫です。連絡先も必須ではありません。

[でんわ]0725-46-3809

[フォーム]https://forms.gle/WzDJLgzW8XoVKtjZ9

※フォームからの申込には自動返信がありません。受付確認の返信が必要な方は、メールにてご連絡ください。

[メール]mailbox@dash-npo.org

※こちらでメールを受け取ると自動返信をします。受信トレイに見当たらない場合は、迷惑メールをご確認ください。

※携帯のキャリアメール(docomoauSoftbank)ではこちらのメールを受け取れない場合があります。Webメール(gmailyahooなど)をお持ちの場合は、そちらをご利用ください。

――――――

【会場】和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)

594-0023大阪府和泉市伯太町6-1-20

JR阪和線「信太山(しのだやま)」駅から200M

→駐車場有(無料)

https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/soumubu/zinkenbunka/gyoumu/yuyuplaza.html

――――――

 


関連リンク

 

☆映画『Coming Out Story』予告編


☆土肥いつきさん(トランスジェンダー生徒交流会)出会いは世界を広げていく



カミング・アウト・ストーリー

C)梅沢圭/2011/上映時間約60

 

◆Story

 

 「自分にとって根源的な欲望は女性の身体を獲得することだった」とおだやかに語る土肥いつきは、長年の夢だった性別適合手術へと向かう。

 京都の公立高校で教師を続けながらこの十数年来すこしずつ女性化してきた彼女(彼?)の身体的な終着点。かすかな不安と期待の笑顔…….

 軽やかな関西弁で、いつも笑顔を絶やさない、いつきのまわりにはいつもひとの輪が絶えない。屈託なく語り合える友人たち、いつきの数学の授業を受ける生徒、機材の扱い方を訊ねる放送部員、「自分が何者なのかわからない」と助けを求めるトランスジェンダー当事者の高校生……。

 しなやかに、ときに忍耐づよく、他者にとっても居心地のよい場所を探し続けるいつきに誰もが今まで一度も口にしたことがないような想いをつい口にしてしまう。

 ある日、取材を続けていたスタッフのひとりが突然、現場を離れてしまう。

 いつきと出会い、時間を共有する中で彼自身の封印していた秘密と対面することになる。

 彼は「もうひとりの自分が後ろ側に姿を現した感じがする」と混乱する。

 「性」をめぐるいつきの真摯な問いは、いつしかいつきと向き合う人々の過去と現在を鏡のように映し出し、それぞれの「わたしとは何か?」という問いへと深化して行く。

 そして女性の身体を獲得した後にも、いつきの心の旅はいつ終わるともなく続いていく……。

 

◆監督のことば

 

 「わたし」にとって根っこにある「男」であること、もしくは「女」であること。

 あまりにも当たり前なので、多くの人はあらためて自分に問うことすらないかもしれない性別というもの。もし「男」であること、「女」であることを抜きにした自分というものを想像してみれば、 なにか自分の核を取り去られたような実体を欠いたあなたの像が浮かんでくるだけかもしれません。

 「わたしは……」という根拠をなくしてしまったようなたよりなさ。性別を越境するトランスジェンダーと呼ばれる人々は程度の差こそあれ、そのような現実を生きています。

 生まれながらの性別とは逆の性別に強く同化しようとするひと、 社会的に望みの性別に認知されれば、身体的な移行までは望まないひと、「男」、「女」というカテゴリーそのものを拒否したところに自分のあり方を求めるひと……

 いまでは「歩くカミングアウト」と冗談まじりに自称するいつきさん。そんないつきさんも十数年前に「トランスジェンダー」(性別を越境して生きる人々)という言葉を偶然、目にするまでは、女性になりたいという自らの夢に「変態」というラベルを貼って、 心の奥底にひた隠すおじさんでした。そこから「彼女」の笑顔の裏に隠された覚悟の旅がはじまります。

 「ありのまま」、「自分らしさ」という言葉がどこか空疎に響く現在。繰り返される出会いのなかで常に新しい「私」と「あなた」の関係を生きようとする土肥いつきと この映画の登場人物たちの声は性別やあらゆる属性を超えたところで、 あなたの魂の根っこに触れるだろうことを信じています。

梅沢圭

コメント