■12月資料室企画





===========
■入門被差別部落の歴史~近世社会の成立とかわた身分・かわた村の成立
===========

 江戸時代の身分序列はいわゆる「士農工商」という図式で説明されてきましたが、実際の身分呼称と序列は違っていて、現在では教科書でも百姓・町人と表記されています。
 被差別身分についても研究がすすみ、近世かわた身分は、それ以前、中世に存在していた「穢多(えた)」「河原者(かわらもの)」「清目(きよめ)」「細工(さいく)」「皮多(かわた)」の系譜を引いているところが多いとされています。
 今回の講座では、身分制度・序列と被差別身分・被差別部落の成立について学習します。

※江戸時代の身分名は被差別部落、部落出身者に対する、いわゆる差別語として使用されてきました。本記事では、差別問題の歴史学習を目的とした歴史用語としてそのまま使用しています。

―――――

[日時]2016年(平成28年)12月17日(土)午後2時~4時
[場所]4階視聴覚教室
[申込]受付開始日12月6日(火)(定員30人)

――――

[講師]寺木伸明さん
    桃山学院大学名誉教授・近世史研究者。

 1944年滋賀県生まれ。1972年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。府立高校定時制教諭、大学講師、大阪市教育研究所を経て1979年桃山学院大学助教授、その後教授に。2015年退職。近畿各地の部落史編さんや教材作成に携わったり、被差別民衆の比較研究でインド、インドネシア等を調査したり、多方面で活躍されています。

(主要著書)
『近世身分と被差別民の諸相-<部落史の見直し>の途上から』(解放出版社2000年)
『近世被差別民衆史の研究』(阿吽社2014年)
『近世大坂と被差別社会』薮田貫共編著(清文堂2015年)
『入門被差別部落の歴史』黒川みどりとの共著(解放出版社2016年)




================
【主催・会場・問い合せ・申込先】
和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)資料室
〒594-0023
大阪府和泉市伯太町6-1-20(1階)
→JR阪和線信太山(しのだやま)駅から200M
[電話&FAX]資料室0725-47-1560
[メール] m471560ican.zaq.ne.jp
 ※●を@に置き換えて送信してください。

資料室情報掲載ページ

================






信太ガラス伝統の技を習ってみませんか?
===================
■ガラス細工講座(12月)
===================
 ガラス玉作りは明治期に信太地域の農業の副業として盛んになった仕事です。大正期には、そのガラス玉に塗装をしてつくる人造真珠製造も盛んになりました。ガラス棒生地を石油バーナーで溶かして作る「信太ガラス」の技術を体験してみませんか?
――――――――――
【日時】
2016年(平成28年)
12月22日(木)
12月27日(火)
いずれの日も午後1時15分~4時

【申込】受付開始日:12月6日(火)
――――――――――
※受付日初日は0725-44-0030にて受け付けます。
※初心者向け企画ですので、初めての方を優先受付します。
※参加希望日を選んでください。複数日の参加も可能です。(定員に余裕がある場合)
――――――――――
【場所】
資料室へ集合後、工房へ徒歩移動します。入門コースは、工房への往路ガラス棒生地工場(佐竹ガラス)の見学をします。
――――――――――
【参加費】1,000円(材料費)※中学生以下無料
――――――――――
【内容】
●入門編(入門コース)「とんぼ玉(がらす玉)」)
●ガラス棒生地工場(佐竹ガラス)見学。(ショールームにて工芸品購入可能です。)
※見学のみご希望の場合もご連絡、ご参加ください。(14:00頃現地解散)
【指導】佐野邦巳子さん/ガラス工房”邦”
【定員】5人(各日)


________________
【主催・会場・問い合せ・申込先】
和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)資料室
〒594-0023
大阪府和泉市伯太町6-1-20(1階)
→JR阪和線信太山(しのだやま)駅から200M
[電話&FAX]資料室0725-47-1560
[メール] m471560ican.zaq.ne.jp
 ※●を@に置き換えて送信してください。

資料室情報掲載ページ


_______________

コメント